乳酸発酵させた胡瓜は腸によい!乳酸菌と漬物の関係とは?

漬物 

 8月は生胡瓜の入荷のピークで、順次塩漬け作業を行ってきました。9月下旬の現在は重りを軽いものにかえて仕上げに入り、一冬じっくりと乳酸発酵させることになります。乳酸発酵させた胡瓜は「腸に良い」漬物になります。「腸に良い」というのは「善玉菌」とも呼ばれる「乳酸菌」です。この乳酸菌は、大きく分けると「動物性」と「植物性」があります。「動物性」は、動物性の母体(乳など)で発酵を行うもので、チーズやヨーグルトに含まれています。ヨーグルトを健康のために毎日食べると言う方も多いと思います。しかし、この乳酸菌は健康な方の場合は99%が胃酸で死んでしまいます。これは人間の免疫機能によるもので、外部から入ってきた菌を攻撃することによって起きるものです。けれども菌の「死体」は、腸に運ばれ、腸に存在する善玉菌の栄養になりますので、決して無駄ではありません。対して「植物性」の乳酸菌は、植物(野菜など)を母体にして発酵を行うもので、漬物、味噌、日本酒などに存在します。この「植物性」乳酸菌は、「動物性」に比べて強く、胃酸にも負けずそのまま腸まで届きます。また、高濃度の塩分にも強いため、漬物や味噌などの環境下でも問題なく発酵できるのです。そんな乳酸菌をたっぷりととれるのが胡瓜漬です。是非ご賞味ください。


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